【施工管理 / 現場監督】大庭さん #2

愛管株式会社は1983年に創業し配管工事と付随する企画、設計、施工を40年以上続けて来ました。管工事系の会社では珍しくレストラン、農園、保育園、グランピング施設の運営など複数の事業を展開しており、2022年も複数の新規プロジェクトが動いています。コロナ禍でも柔軟に仕事ができるようフレックス制度やリモートワーク制度、最新のITツールの導入にも積極的です。

その活動の原動力となっているのが「愛管で働く人」。代表は「お互いが心地よく、成長できるかかわり合い」を推奨しています。

実際にどういったメンバーが、どういった気持ちで働いているのか掘り下げる愛管社内インタビュー「I-KAN VOICE」。二人目は2015年に入社しエース級の活躍をされている大庭さん。愛管で働く前から施工管理のお仕事をされていました。業界経験者で前職でもバリバリ働かれていた大庭さん。愛管よりも大きい会社を選ぶこともできたのになぜ愛管を選んだのか。また愛管で実際に働いて何を思うのか、赤裸々に語っていただきます。

【I-KAN VOICE / #002 Satoshi Ooba】

-どういったお仕事をされているか教えてください

民間の店舗や工場、学校や病院や図書館などの公共施設の設備工事をやっています。「設備工事」というのは幅が広くて、自分も取り扱ったことないような分野がありますが、基本的に大きく分けると2つです。
給排水衛生設備と空調設備が一番一般的で、ほかにはエレベーター設備やコンプレッサー(空気を送り出す装置)設備など、機械に対してアプローチすることもあります。機械自体はメーカーさんが対応しますが、それに付帯する配管などの工事担当は愛管の分野です。他には厨房設備に配管を供給することもして、最後の接続だけはメーカーさんが行うことが多いです。

-前職ではどんなお仕事をされていましたか

前職も同じです。その前は違う業界のアルバイトをしていました。東京に23歳から32歳くらいまでいました。前々から「子育ては浜松でしたい」と考えていたので、結婚を機に出身の浜松市に戻ってきたんです。浜松で子育てをしたいことは妻とも同意が取れていて、「いつ戻ろうか」というような話をしていました。

-なぜ施工管理業務に携わろうと思ったのですか

ハローワークで「エアコンのメンテナンス」と書かれている求人を見て、応募をしたのがきっかけです。この仕事なら「食いっぱぐれない」と思いました。でも、前の会社に実際に入ってみたら任される仕事が違ったんです。エアコンのメンテナンスの担当者がすでにいたため、設備工事の施工管理を担当することになりました。今思うと設備工事の方に携われて良かったです。設備工事の資格や技術は他の会社に転職することになっても有効で、同じ業界であればどの会社でも活躍できると強く実感しています。

-チームのメンバーや雰囲気について教えてください

自分が所属している設備課は少数の部署です。ベテランで資格もたくさんありバリバリやってくれている方もいれば、非常にユーモアのあるおじいさんで、大きな設備会社にいたことのある方も在籍しています。みんなのフォロー役として、誰とでもコミュニケーションをとって雰囲気を良くしてくれるような人もいます。バックグラウンドもそれぞれで多様性に富んでいますが、適度な距離感でコミュニケーションができ、必要なときは連携をとってチームとして機能しています。
部署としてはまだまだ発展途上なので、役割分担や仕事の進め方などは新しいメンバーと一緒に改善していけたらと思います。

-はじめてチームに貢献できたと思ったときについて教えてください

入社してから2~3年の令和元年くらいに、売上として1億を超えるものを出せたときです。大きな売上を出したという意味では、会社の柱として動けたという実感がありました。

物件を受注するために、事前調査をしたり協力業者さんや職人さんとの関係も太くしていきました。いざ仕事を受けても周りに動いてくれる方がいなければ案件をこなせません。受注前から心がけて商社さんにもお声がけするなどいろいろ動きました。こういったことは会社のだれかに助言をもらって行ったのではなくて、独自に考えて実績に結びついたことなので自信に繋がりました。

-今後挑戦したいことを教えてください

今やっている仕事にかかわる部分で「設計の部分」がなかなか難しいと感じています。一朝一夕にできるものではないですね。この設計の部分を勉強していきたいです。

民間の大きい案件を受注するには設計から請け負うことができるというのは強みとなってきます。ディベロッパーやゼネコンさんとかは設計から頼みたいということがあるんです。つまり、設計の知識や設計に関わる計算ができないと取れない案件があるので、そこを学んでいきたいと考えています。

今は施工管理をしながら、お付き合いのある事務所の方々に教えてもらったり、書籍を調べたり、独自で学んでいくようにしている。現場にいるのは楽しいです。

-愛管に入る前のイメージはどういうものでしたか

事業規模はそれなりにあるという印象でした。求人票の給与形態の部分が引っかかって、最初から「絶対に愛管」とはなっていませんでした。4社くらい受けて、どこからも採用のお話をいただいていました。自分のやりたいことをちゃんとできそうという部分が決め手となり愛管を選びました。ただ、給与面は提示されているものより高くなればいいなと思いました。

-実際に入ってみてどうでしたか

愛管には入社して3ヶ月と9ヶ月のタイミングで面談があります。そのタイミングで納得のいく労働契約ができました。入社前からやりたい仕事ができるだろうと思っていましたが、本当にできるようになったのは嬉しかったです。愛管よりも小さい規模だとできない仕事だったり、大きい会社だと自分からみると大きすぎる仕事というものがあります。大手だと転勤があったりもします。今は家族を大事にして暮らせますし、自分がやりたい仕事もできているので愛管に入社して良かったと思っています。

-会社の取り組みで良いと感じているものを教えてください

スマホの支給とジョブカン(オンラインの勤怠管理システム)の導入はありがたかったです。ジョブカン導入前はタイムカードに手書きで記入していたのでだいぶ楽になりました。ほかには紙でやりとりをしていた週報をオンラインできたことや、グーグルカレンダー(WEB上でスケジュール管理ができるツール)の導入も良かったです。
仕事に関わることがオンライン化されていくことで、会社にきて押印しなきゃいけないことがだいぶ減りました。自分は現場に常駐することが多いので、資料をチェックして印鑑を押すために会社に行くというのは時間のロスだと感じていました。そういうところを積極的に変えようとしているのはありがたいです。こういったことを積極的に進めていく会社は、愛管のような会社規模だと探せばあるかもしれませんが、小規模の会社ではまだまだ少ないでしょうね。

-浜松や静岡の魅力を教えてください

自分が地方出身だからかもしれないですが、東京で暮らしていたときに満員電車で通勤するのはすごくストレスでした。今は自家用車で通勤できるので出退勤が気持ち良いです。都会と比べると、穏やかに暮らせるんじゃないかなと思います。自然豊かだったり、気候も温暖なためか優しい人も多いです。

休日の過ごし方について教えてください

家族でどこかにいくのがほとんどです。娘がいま2歳になって、いろいろ喋れるようになってきました。休日はショッピングセンターに行ってアンパンマンのカートに乗せたり、動物の名前を覚えて来たのでホンモノを見てもらえる動物園とかに行っています。2才児可愛すぎて、何人でも面倒みたいと思っちゃいます。これからも成長に合わせて家族でお出かけしていきたいです。そろそろ川遊びとかも体験させてあげたいですね。

デスクワークに取り組む様子

-愛管でキャリアアップしていくにはどのようにしたら良いでしょうか

資格取得だけでキャリアアップしていくには限界があります。愛管ではプロジェクトの残った利益が賞与にも繋がっていくので、大切なのは利益を出すために売上を伸ばしていくことです。愛管グループ全体で黒字になっていないといけないので、自分の売上・利益が全額賞与になることはありません。赤字決算のときでも賞与が支給されたメンバーはいます。売上をあげていくことに集中して一緒に業務に取り組んでいけたらと思います。

あとがき

大庭さんは自分の課のみならず、愛管株式会社全体にとっての最適化を意識しながら仕事に取り組んでいらっしゃいます。さらに管工事部のエースとして活躍されながらも、向上心忘れずに業務と向き合う姿勢は周囲にポジティブな影響を与えています。今後、管工事部に配属される際は大庭さんとお話する機会があると思いますので、記事の感想もぜひお伝えいただきたいです。大庭さんが活躍する愛管で働いてみたい、愛管が気になるという方からのご応募をお待ちしています!

「I-KAN VOICE / #002 Satoshi Ooba」をここまで読んでいただきありがとうございました!

vol.1のインタビューはこちらから!

interview & text :八巻(マーケティング室)
photo :秋鹿(マーケティング室)

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